今回からは、個別レッスンでも相談される機会の多い「WIXとワードプレスの違い」について書いていきたいと思います。
準備の詳細については次の記事をご覧ください。
準備が圧倒的にラクな、WIX
WIXの大きな特徴の1つに、ホームページ公開のために必要な準備が、圧倒的にラクという点があげられます。
PC操作やインターネットに慣れた方であれば、デザインやドメインにこだわらない場合、無料かつ半日程度でホームページをオープンしてしまうことも可能です。
(ホームページに使うテキストや写真は、事前に用意してあるものとして)
オープンまでの流れも、WIXが画面上でガイドしてくれるので基本的に迷うことはありません。
独自ドメインを利用する場合は、プレミアムプラン(月額416円~、詳細はこちら)の利用プラス、ドメイン使用料金が必要となりますが、基本的に画面の案内に従っていけば独自ドメインの取得・設定が簡単にできるようになっています。
(難しい操作は必要ありません)
※ただしアフェティリアでは、初期設定は少し複雑になりますが、独自ドメイン自体はドメイン取得サービス(お名前ドットコム、ムームードメインなど)で取得し、WIXに接続する形をおすすめしています。
(理由は下記)
独自ドメインの取得は、ドメイン取得サービスで行うことをおすすめする理由
一言でいえば、WIX以外のサービスに乗り換える必要が出たときに、設定が圧倒的にラクだからです。
WIXもホームページ運営者向けの機能が充実してはいますが、かゆいところに手が届かないケースもままあり、またカスタマイズは基本的に不可能なため、運営を続けるうちにワードプレスに乗り換えたくなるケースが出てきたりします。
そんな時に、ドメイン取得サービスで独自ドメインを取得していれば、設定を少し変えるだけで同じドメインをワードプレスに引き継げます。
ところが、WIXでプレミアムプランと一緒に独自ドメインを取得した場合はこうはいかず、同じドメインをワードプレスに引き継ぎたい場合は、『移管手続き』というかなり面倒&時間のかかる手続きが必要となることに...
このドメインはWIXでしか使わない!と決めている場合を除いて、独自ドメインはドメイン取得サービスで取得したほうが何かと便利でしょう。
※独自ドメイン設定の流れについては、別途書きたいと思います。
準備は大変だが機能の自由度が魅力、ワードプレス
対してワードプレスの場合は、準備がそれなりに必要です。
大まかな流れは以下となります。
1.ワードプレスが使える「サーバー」を探して、レンタルする
2.レンタルしたサーバーに、ワードプレスを「インストール」する
3.独自ドメインを使う場合、そのドメインで「インストールしたワードプレス」を利用できるように設定する
WIXのような親切なガイドは無いので、基本的に上記の手順は自分で調べて行うこととなります。
こう書くと難しそうですが、ワードプレスの魅力はなんといっても機能面の自由度が高いことです。
WIXは操作が直観的でわかりやすい反面、(主にシステム面の制限から)大きいビジネスや、フローが特殊なビジネスでは運用しにくいケースも多いのですが、ワードプレスは自由にカスタマイズできるので、ご自身のビジネスに合った思い通りのページを作ることが可能となります。
次回は、準備詳細編として、実際の準備の流れを比較していきたいと思います。